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サイトの構成要素とは?箇条書きに列挙することでサイト全体のイメージをつかむ

2018/08/06


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サイト構築時の注意点

新たなブログやウェブサイトを構築する場合、どんなにサイト構築に慣れた人であったとしても、漠然としたイメージだけではうまくいかないものです。

一応、WordPress上で試行錯誤を繰り返しながら徐々にサイト構築をしていくこともできますが、構築途中に様々なゴミがWordPressで管理しているデータベースに残ってしまい、それがあとあと障害になる可能性もあります。

特にカテゴリやタグなどは方向性を持って作っていかないとぐちゃぐちゃになってしまう代表格の要素です。簡単に修正したり、追加できたりする分、ごちゃごちゃになりやすく、データベースにゴミも残りやすいです。

まずは最初に箇条書きでも構いませんので、ある程度の情報をまとめてからサイトの構成を考え始めた方が、手戻りも少なく、サイト全体のイメージがつかみやすくなります。

 

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サイトの構成要素とは?

サイトの構成要素ですが、一概にこの要素とこの要素、という風には決まっていません。

一応、お作法っぽいのはあるようなのですが、ここでの目的はサイト全体のイメージをつかむことですので、ざっくりとで構わないと思います。(私がサイト構成を検討した際もかなりアバウトでした)

個人的な見解になりますが、サイトの構成要素とは下記の5つと考えています。

 

サイト名称

これから作成するブログやウェブサイトの名称です。

日本語の場合、漢字だったり、カタカナだったり、ひらがなだったり、あるいは英語だったり、自由に付けることができます。また、名称については日本語表記と英語表記の2通りを用意しておくと、サイトのアドレスやドメイン名にも使うことができますので、一緒に考えておくと後々便利です。

特徴的な、あるいは個性的な名前を考えてみてください!

 

ヘッダー画像

ブログやウェブサイトの顔になる画像です。

画像編集ツールなどを使ってオリジナル画像を作成してもいいですし、風景写真や版権フリーの画像などを使用してもOKです。

サイトの特徴を感じさせる画像であることが望ましいですが、いきなり凝ったものを用意しようとすると、用意するだけで相当な時間がかかってしまうと思います。実際の画像はサイト公開までに準備できていればいいので、サイト構成を検討する時点では漠然としたイメージを持つだけでも十分です。

また、画像のサイズについてもWordPressのテーマ次第な面もありますので、検討時点ではそれほど深く考えなくてもいいと思います。

 

メニュー項目

WordPressのテーマによっては名称や部位が異なる可能性もありますが、主に上側に配置されるのがメインメニュー、横側に配置されるのがサイドメニュー、下側に配置されるのがフッターメニューとなります。メニューに投稿記事へのリンクやカテゴリやタグなどを配置することで、様々な機能を持たせることができます。

どのメニューに何を配置して表示させるかはサイトの趣向や方向性、好みもありますので「一概にこれがいい!」という決まり事はありません。ブログやウェブサイトの個性にもつながりますので、デザイン性も含めて腕の見せ所です。

参考までに本サイトのメニュー項目は下記のようになっています。

  • メインメニュー

ホーム、詳細なプロフィール、訪問者にアピールしたい投稿や固定ページ

  • サイドメニュー

簡単なプロフィール、カテゴリやタグの一覧、サイト内の検索ボタン

  • フッターメニュー

プライバシーポリシー、サイトマップ、お問い合わせ

 

カテゴリ

カテゴリは投稿した記事が属するジャンルのようなものです。例えば、旅行カテゴリには旅行情報の記事、お買い物カテゴリにはお買い物情報の記事といった感じです。

ウェブサイト内にはカテゴリをいくつでも作成することができますが、無計画に作成してしまうとぐちゃぐちゃになってしまいますので、注意が必要です。これから書こうと思っている記事のお題をリストアップしていけば、自然とジャンルの方向性も見えてきますので、それをカテゴリ化すれば綺麗にまとめることができます。

なお、1記事が属するのは1カテゴリのみにするのが基本となります。一応、カテゴリに親子関係を持たせるなどして階層構造にすることもできますので、その辺はサイトデザイン次第となります。

カテゴリは後から変更すると様々な障害が発生しがちですので、最初に方向性だけでも決めておくことをおすすめします。

 

タグ

カテゴリがジャンル分けの設定であるのに対して、タグは記事と記事の横のつながりを結ぶキーワード的な設定になります。例えば、旅行カテゴリにハワイ旅行の記事、お買い物カテゴリにスーツケースを購入した際の記事がある場合、2つの記事に”スーツケース”のタグをつけておけば、ハワイ旅行とお買い物の記事を関連付けることができます。

ウェブサイト内にはタグをいくつでも作成することができます。やはり、ある程度は方向性を持って作った方がよいのですが、タグは後からでも付け直すことが容易ですので、カテゴリほど気にする必要はないと思います。タグの付け方については、季節や場所を付ける、メーカー名を付ける、関連する用語を付ける、など様々な方法があります。

1記事あたり3タグぐらいを付けるのがセオリーと言われていますが、検討時はざっくりとしたイメージだけで十分です。

 

まとめ

「最初に構成要素を箇条書きにしてシステム全体のイメージをつかむ」というのはウェブサイトの作成だけなく、ソフトウェア開発全般における基本でもあります。「早くサイトを作ってみたい!」と焦る気持ちもあると思いますが、最初に一手間かけることで、後々のサイト構築作業がスムーズに進みます。(経験者は語る、です。私も最初の方は試行錯誤しながら作っていたのですが案の定、ぐちゃぐちゃになりました・・・)

また、ローカル環境で動作するWordPressがあれば、試しに作ってみることで雰囲気を味見することもできますので、サイト構成の検討とWordPressの試行錯誤を並行して進めるのもありだと思います。

最初は漠然としていたサイトのイメージが、徐々に明確になっていくのはうれしいものです。初めてのサイト構築は試行錯誤の連続になると思いますが、がんばってみてください!



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